認知行動療法とは
Cognitive Behavioral Therapy

普通誰でも人には考え方や感じ方の癖があります。人はこうあるべきという「べき思考」や、好きな人を過大評価したり、嫌いな人を過小評価をしたりするといったことです。

人はこうあるべきと、家族や友人に自分の見方を押し付けていると、相手が反発をしたり、関係性が悪くなることがあります。認知行動療法では、そういった癖を認知の歪みと呼び、それが当たり前になった状態を自動思考と呼びます。

認知行動療法とは、その自動思考に気づいていただき、認知を変え、さらに、行動の結果を変えていただくように行動を変えていただくことで、問題行動を変える方法です。

変容したい問題行動を具体的に決めて、どのように変えていくかを相談の上、きちんと実施していただくとともに、毎回の課題を果たしていただく形をとります。

主体的に自分の行動を変えることで、望ましい行動が身についた時には、必ず自信がつきます。
だいたい、5回から10回のセッションで結果がでるようにプログラム化していきます。

図2 認知行動療法の基本モデル.001
自動思考